立木 文彦(たちき ふみひこ、本名同じ、1961年4月29日 - )は、日本の男性声優、ナレーターである。既婚。2017年現在は大沢事務所に所属している。なお、愛称としては「ぶんちゃん」や「ふーみん」などがある。 1961年4月29日(土)に、長崎県南松浦郡(現:五島市)で生まれた。声優としてのデビュー作品は、1983年のテレビアニメ『聖戦士ダンバイン』と本人は答えているが、実際にはその前番組『戦闘メカ ザブングル』に脇役として既に出演している。以降、日本のアニメやゲームで声を当てる以外にも、海外の映画やアニメの吹き替えや、CMやテレビ番組のナレーションなども行っていく。 音楽活動 TAKADA BANDの名義で三松亜美と共に、テレビアニメ『BLUE SEED』のオープニングテーマ『カルナバル・バベル』や、CDアルバム『3×3EYES』を発表したこともあった。また2003年には森川智之とともにヴォーカルユニット2HEARTSを結成し、音楽CDを発表したり、ライブ活動なども行っている。 所属事務所の変遷 かつてはトルバドール音楽事務所に所属していたが、大沢事務所へと移籍した。 エピソード 立木は、特に総合格闘技イベントPRIDEのナレーターとしてはよく知られているが、フジテレビジョンのPRIDE放送撤退を受けて、PRIDEの煽りVTRのナレーションから遠ざかっていた時期もある。しかし、2006年11月5日に行われたPRIDE 武士道 -其の十三-にてPRIDEのナレーターとして復帰した。この際にはオープニングVTR内で「ナレーション 立木文彦」の文字を画面いっぱいに表示され、会場で歓声が上がった。当日の第1試合「ゲガール・ムサシVSヘクター・ロンバード」の紹介VTR内で、「NARRATION FUMIHIKO TACHIKI」の文字テロップとともに立木が自己紹介させられる場面があった。スポーツイベントにおいて、このようにナレーターを行っている人物にスポットを当てることは極めて稀なことであるが、立木の場合にはそれが行われた。 ナレーションを務めている『世界の果てまでイッテQ』の2012年最後の放送となった大忘年会祭り4時間生放送スペシャル内で行われた「お祭り男が挑む横浜・赤レンガ倉庫前での豊橋手筒花火」にて自身初の生放送番組への出演と生ナレーションに挑戦した。 ゲーム「New みんなのGOLF」でゲンゾウがキャディの時にナイスショットを打つと、「世界の果てまで!」と掛け声が流れる。