浩樹の幼稚園からの幼馴染。高校まではずっと同じ学校に通っていた。高校時代に浩樹に告白するも玉砕。浩樹が東京へ上京して以降、5年間音信不通となっていた。だが、撫子学園に体育教師の欠員がでたことで赴任し、浩樹と再会。散々文句を言ったが、過去のことは水に流し以前の関係に戻している。以後、浩樹とは学園内でも公私を付けずに友人感覚で接することが多いが、時折、心の中では未だに浩樹に対する未練を残している節を見せる事がある。実は浩樹が絵の道に挫折する決定的なきっかけとなった事件に図らずも関わっていたが本人にその自覚はなく、浩樹が画家となる夢を捨ててしまった事も再会するまで知らなかった。<br /> 姉御肌のさっぱりとした性格。浩樹に対しては口より手が出ることも多いが、誰よりも人のことを気を遣う優しい女性。学生時代はバスケットボール部所属、高校時代はインターハイ出場経験をもっている。高校卒業後は地元北海道の体育大学に進学している。赴任当日から女子バスケ部の顧問を任されており、指導するときは率先して指導を行っている。また、体育の授業では基礎体力をつけるためにハードな授業を行っているが、生徒に混じって運動をしている。また、家事全般、特に料理は得意としている。<br /> 彼女の前任者「哀川」は、『赤いCanvasシリーズ なでしこ 〜朱色のらせん〜』の主人公、哀川総司である。