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巧虎 WAO!

2012年4月2日から現在の『しまじろうのわお!』に改題するのと同時に字幕放送も実施するようになった。アニメ本編は3DCGによるトゥーンレンダリング描寫となり、メインキャラクターの交代が行われた[注 2]。また、場面転換時にその回の主役キャラクターの輪郭がズームアップする効果が出るようになり、2018年現在はしまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきい、はなちゃん、ぽんたろう、たまさぶろうの7種類存在する(ガオガオさんやリチャードなどのそれ以外のキャラクターが主役の回や、主役がない回は基本的にしまじろうの効果が出る)。 ベネッセのグローバルこどもちゃれんじカンパニー長を務める岡田晴奈は、駒澤大學経営學部教授の青木茂樹との対談の中で、放送前年の2011年に起きた東日本大震災を受けて、『しまじろうのわお!』では「命の大切さ」を最重要テーマとして位置づけたと話している[1]。「もっと自分の外の世界に踏み出そうと。人間だけでなく、自分が生きる世界そのもの、生き物や自然に関心を持ち、日本という國だけじゃなく海外にも目を向けようと。縮こまっているものを開放し、明日に向かっていこう」というコンセプトが立てられ、その一環として実寫パートが強化された[1]。岡田は「子どもたちにとって初めてのものを提供する機會も多いですから、事実を誠実に伝え、どうやったら子どもたちが前向きに受け取ってくれるのか、ということを意識して番組を作っています。」と青木との対談の中で話しており、義足のアスリートへのインタビューも、子どもと同じ目線のしまじろうだから「その義足がかっこいい」とコメントできたり、率直に質問できると述べている。