その日、學徒動員で建物の取り壊し作業をしていた13歳の少女たちの頭上に閃光が走った。そして、彼女たちが自ら縫い上げた夏服だけが、無殘に焼け焦げボロボロになって親元に戻ってくる…。<br /> 広島県立第一高等女學校の生徒たちが殘した日記をもとに、少女たちのつかの間の青春の日々をアニメーションで、殘された遺族の深い悲しみをドキュメンタリーで描く。