『宇宙戦艦ヤマトII ヤマトよ永遠なれ!』(全96分43秒)が、1979年10月6日、日本テレビとアカデミー製作の製作で、日本テレビをキー局に放送された。ストーリー冒頭部は、太陽系外周警備に出たヤマトが第11番惑星で謎の艦隊に攻撃され、謎の通信を受けて地球へ帰還せず直接発信源へと向かう展開に変更されている。<br /> <br /> テレザートへの航路図の新規作畫カットがある。ナレーションや一部セリフなどもアフレコし直されており、音楽もテレビシリーズ本編と差し替えられた箇所がある。<br /> <br /> 『宇宙戦艦ヤマト 完結編』公開の直前、1983年1月3日に84分に短縮されてよみうりテレビで再放送された。この際、エンディングにおける製作のクレジットがよみうりテレビとウエストケープ・コーポレーションに変わっている。その後、1980年代の後半から1990年代に地方局や獨立U局(テレビ神奈川など)で再放映が行われた際の尺は更に短縮された77分00秒だった。<br /> <br /> 1985年1月に日本コロムビアからビデオソフト販売(全96分43秒)にあたり、『宇宙戦艦ヤマト2 総集編』に改題され、1984年12月25日にフジテレビでタイアップを兼ねて本編90分20秒で再放送された。このバージョンは、テレビシリーズから改めて編集したもので、上述した新規カットが白色彗星の侵攻図に誤編集されている。また、製作クレジットもウエストケープ・コーポレーション1社になった。<br /> <br /> その後、日本コロムビアのビデオマスターを使用し、1994年10月21日に松竹からビデオが、創美エンタテイメントからLDが再発売されている。<br /> <br /> 『宇宙戦艦ヤマト2 DVD MEMORIAL BOX』の映像特典版は、東北新社に殘っていた再放送用の本編94分53秒のビデオマスターから製作されており、ビデオソフト版から1分50秒削られたものとなっている。