1980年5月7日、北海道室蘭市生まれ。 幼少期は『ウルトラQ』『ウルトラマン』の深夜再放送、中高生時代は「ゴジラVSシリーズ」「平成ガメラシリーズ」「平成ウルトラシリーズ」を見て育つ。 中でも高校生の時に観た『ガメラ2 レギオン襲来』に大きな衝撃を受け、映画監督になることを強く決意したという。 中高で自主製作映画を撮ったりした後、99年に上京し日活芸術学院入学に入学。実習生として映画製作に参加するも翌年に中退。 その後専門学校の同期の武居正能氏の後継で『ウルトラマンコスモス』に助監督として参加。 ゴジラや仮面ライダーにスタッフとして関わりつつ、自主製作の怪獣映画『G』を完成。 なお、ゴジラには助監督や美術、仮面ライダーにはVFX(CGとか合成のこと)で参加している。 後述する監督作の巧みな合成は、ここでの経験が活かされているといえよう。 2009年には樋口真嗣氏の製作総指揮のもと『長髪大怪獣ゲハラ』を監督。『MM9』にも監督として参加している。 そして2011年の『ウルトラゾーン』にドラマパートの監督で参加し高い評価を得る。 『ネオ・ウルトラQ』を経て、2014年の『ウルトラマンギンガS』ではウルトラマンの本流シリーズに監督としては初参加。 翌年の『ウルトラマンX』およびその次の『ウルトラマンオーブ』ではメイン監督に抜擢され、第1話・最終回および劇場版などを担当。 劇場版ウルトラマンオーブでは他の監督とともにカメオ出演し怪獣をスマホで撮っていたら瓦礫に潰されて死亡する役を演じた。 『ジード』から『タイガ』までは各シリーズ2~3回の登板だったが、2020年の『ウルトラマンZ』では久々にメイン監督に。 さらに、本作では吹原幸太氏と共同でのシリーズ構成も兼任している。 東映作品には美術やVFXスタッフとしてのみの参加だったが、『魔進戦隊キラメイジャー』32・33話に監督として初参戦した。