日本の俳優、声優。北海道札幌市出身。 日本初でありかつ東洋初でもあるロボットとされる「學天則」を製作した北海道帝国大学教授・西村真琴の次男。 第二次世界大戦中は第十四期海軍飛行予備学生、末期には徳島航空隊の特攻隊員だった。出撃機不良で基地に引き返し、その後終戦を迎えている 新劇俳優として活動する中、1951年に佐分利信監督作『風雪二十年』で映画デビューしてからは、映画やテレビドラマでも活躍。1954年から製作再開した日活と本数契約を結んだのを機に、映画に出演し始めたが、日活プログラムピクチャーの中では悪役や敵役が多かった。映画では『赤い殺意』での演技が認められ、数々の賞を受賞。また、アニメや洋画の吹き替え等声優としても活躍した。