1953年、周囲に同年代の子供が少ない環境を心配した両親によって劇団若草に入り、1954年、3歳で黒澤明の『七人の侍』でデビューした。1955年の久松静児監督の『警察日記』で主人公に引き取られる捨て子を演じ、それ以来、天才子役として数多くの映画やドラマに出演した。特に、1965年の『赤ひげ』(黒澤明監督)出演により、ブルーリボン賞の助演女優賞を当時の史上最年少である16歳で受賞した。 1970年代後半には、アニメーション声優としても活躍し、特に、1975年放送の『ラ・セーヌの星』では、ヒロイン・シモーヌを演じた。田淵幸一選手をモデルにしたアニメ映画『がんばれ!!タブチくん!!』でもミヨコ夫人を演じた。 また、『ルパン三世(TV第2シリーズ)』の第101話においては、放送100回記念として友情出演した『ベルサイユのばら』のヒロインであるオスカルの声を演じている。 結婚しており、夫は、俳優の岩崎信忠。 現在、朗読をライフワークにしている。小さな朗読会を定期的に開く傍ら、2006年4月銀座の博品館劇場にて「江戸に生きる会」主催の朗読会に参加。共演は、加藤武(文学座)、丹阿彌谷津子、若葉要。また立教女学院短期大学客員教授として演劇の指導にもあたっている。