須藤 典彦(すとう のりひこ、1960年1月22日 - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメ監督。群馬県出身。 1983年に日本大学芸術学部映画学科を卒業後、日本アニメーションに入社。その後、スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』、『火垂るの墓』で演出助手、『おもひでぽろぽろ』では監督助手を経験。スタジオジブリを退社した後はオー・エル・エムにフリー専属となり、多数の同社作品で演出を務める。その後、自身の監督作品『こみっくパーティー』で第1回日本オタク大賞佳作を受賞する。さらに監督作第2弾『PIANO』では第6回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品にも選ばれた。 『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』後期より監督研修を受け、初代監督である日高政光の降板後は2代目監督に就任、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』終了まで担当した。ちなみにオー・エル・エムで彼が監督を務める作品のほとんどで、同社の井口憲明がプロデューサーを務めており、『ポケットモンスター』も監督交代と同時にTV版制作チームがTEAM OTAからTEAM IGUCHIに変わった(『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の途中から、TV版制作チームはTEAM KATOが引き継いでいる)。