日本のアニメーター。埼玉県在住。大阪芸術大学芸術学部映像計画学科卒。 NHK放送のみんなのうたのような、動画と音楽をシンクロさせたアニメーションを造りたかったのが、アニメーション業界入りのきっかけである。在学中から自主制作で、アニメーションフィルムを造っていた。 1985年、亜細亜堂入社、オーナー社長のアニメ作家芝山努が、テレビドラマ『気まぐれ天使』のオープニングアニメや『まんが日本昔ばなし』などの、イラストレーションに傾向したアニメが好評な事が、同社入社のきっかけと思われる。 1990年、テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングアニメを、湯浅政明などと手がけ、頭角を現す。 船越等が手がけた軽快なアニメは評判となり、エンディング「おどるポンポコリン」をミリオンセラーにのし上げた。 その後、カヒミ・カリィの「ハミングが聞こえる」などの、『ちびまる子ちゃん』歴代オープニング・エンディングや、劇場用ちびまる子ちゃん「わたしの好きな歌」「ちいさなおばけ アッチ・コッチ・ソッチ」など、音楽とのシンクロが冴えるアニメを数多く手がけた。 作画監督からキャラクターデザインまでマルチにこなす。癖の強い絵を描く原作者の作品が多いが、非常に洗練されたデザインに変えてアニメートしている。