同人誌で二次創作の小説を書いていたところを編集者にスカウトされ、2008年「雪よ、林檎の香のごとく」でデビュー。 会社勤めの傍ら創作を続ける、兼業作家。 登場人物の心理が繊細に描写された、叙情的な作風。 ちょっと珍しい職業を取り上げたり、一作ごとに題材や雰囲気が異なるが、どれも登場人物が確固たる独自の性格を有しているのが特徴。 主人公達の恋愛だけではなく、それぞれが抱える問題を乗り越えていく様や周囲の人々のエピソードも丁寧に描かれ、奥行きのある物語を作り上げている。