日本の漫画家、アニメーター。 満洲国奉天省大連市生まれ。戦後は福島県会津若松市で幼少期を過ごした。後にいわき市平に移る。 満州から日本への引き揚げ時、集合場所となっていた学校の窓から転落して脊椎を損傷したため、以降車椅子での生活となった。 上京後、1960年に『弾丸ロンキー』(『少年 夏休み増刊号』 村山守名義)でデビュー。1961年に手塚治虫のアシスタントになり、1962年に虫プロダクションに入社。手塚治虫に師事しながら『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』等のアニメ制作にたずさわる。虫プロ退社後、再び漫画を描き1978年『ボクサー』、1979年『垣根の魔女』で人気を博す。1980年『ほえろブンブン』がテレビアニメ化される。1983年手塚治虫原作の『ユニコ 魔法の島へ』で 監督をつとめる。『カムイの剣』ではキャラクターデザインとして参加。2003年には監督をつとめた石ノ森章太郎原作の『小川のメダカ』が東京国際アニメフェア作品賞を受賞している。 2011年3月7日、心不全のため東京都府中市の病院で死去した。69歳没。