WIT STUDIO所属のアニメーションプロデューサー。埼玉県出身。 デルタ・ピーク・プロダクションでアニメーターとして活動していたが、先輩や同期が次々と辞めていくのを見て、「仕事を続けたいアニメーターが辞めないような図式はどうしたらできるのか」と思うようになり、制作に転向する。 2003年、シンエイ動画に入社し、『ドラえもん』班に配属される。2005年のリニューアル後は『クレヨンしんちゃん』『あたしンち』の制作に異動するが、2008年に設定制作として『ドラえもん』班に復帰した。 2014年、『パロルのみらい島』で初めてのプロデューサーを務める。プロデューサーのみならず、岡田にとって初めてのオリジナル企画だった[2]。当初は、劇場用に作った企画だったがお蔵入り。しかし、文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」向けに短編で作り直すことになり、アニメミライで採択されることが決まった。アニメ監督の今井一暁は、このとき岡田がアニメ監督の道に誘った人物である。岡田によれば、技術的な成長という面では手応えがあったものの、チームとしては継続してアニメ制作をすることはできず、すぐに解散してしまった。この年には、プロデューサーを務めた映画『STAND BY ME ドラえもん』が公開された。 シンエイ動画を退社した後はWIT STUDIOに移籍する。2019年には『Hello WeGo!』で『パロルのみらい島』に続き2回目となる文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト(あにめたまごに改称)に挑戦。前回の反省を踏まえ、継続的な作品作りを目標に掲げた。 その後も、『GREAT PRETENDER』、『王様ランキング』など、次々とプロデュース作品を世に送り出している。