日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。 日本アニメーションで『七つの海のティコ』(1994年、演出助手・演出)など、同社作品の演出を多数手がける。『花さか天使テンテンくん』(1998年-1999年)で初監督。日本アニメーション退社後はフリーランスの演出家として大地丙太郎作品などで活躍した。 日本アニメーション40周年記念作品『シンドバッド』(2015年-2016年、全3部作)のシリーズ監督を務めていたが、第1部「空とぶ姫と秘密の島」の完成披露上映会(2015年7月1日)では、舞台挨拶を「予期せぬ体調不良」で欠席。その後、2015年12月13日に急逝し、本シリーズが遺作となった。第2部「魔法のランプと動く島」では、ラストに「宮下新平に捧ぐ」というテロップが流された。 2016年、生前の宮下が絵コンテを手がけた『山賊のむすめローニャ』(2014年-2015年)の第10話が、国際エミー賞・子どもアニメーション部門で最優秀賞を受賞している。また、同年12月18日に偲ぶ会が行われ、大地をはじめ、富岡哲也、金子志津枝など多くの関係者が参加した。