東映動画出身。現在はフリー。 キネマシトラスを小笠原宗紀氏、松家雄一郎氏、橘正紀氏と共に設立。 作画監督を務めた『Cryingフリーマン2』では、当時ステレオタイプに表現されがちであった人体をリアルにとらえ直し、 シーンごとに影を演出レベルで操作する等各表現に新たな可能性を開いた。 キャラクターデザインに対する問題意識の表れなのか、OVA初作画監督作品(おそらく)である『XANADUドラゴンスレイヤー伝説』においても、 そのキャラクターデザインは原作と大変かけ離れたものになっている。 『フリーマン』や『青の6号』等ではオリジナルキャラクターに随分合わせてデザインを起こしているようだが、 業界内で大変高い評価を得た『3×3EYES』シリーズのキャラクターデザインは、原作からかけ離れたデザインであったため 原作ファンから酷評を受ける事となった。 背景設定オブジェクト等を自ら3Dにてモデリングし、セルシェードにてレンダリングした物をレイアウト用紙にプリントする事によってレイアウトを作成したり、 作画用件(主にメカ関係?)を3Dにて作成、原画作業時のガイドとして使用するなどデジタルや3Dにも関心が高いようである。 (『青の6号』や『FREEDOM』等の作品参加はその表れか?) 元々、一部で鉄筋系などと揶揄(?)される位、立体を強く意識した作画をしていたため、3Dに関心を持ったのは自然な流れなのかも知れない。 ちなみに漫画家・志村貴子のファンらしく、一時期使用していたペンネームも志村作品の登場キャラ名と同一である。 志村作品には放浪息子の原画で参加を果たした。 三原三千夫曰く、影を立体的につける先駆けになった人。 3K打ちでパカスカ動かすのが特徴。 過去には平野俊弘作品に数多く参加していた。 絵コンテのアングルを無理矢理変えて女性キャラクターの尻を描くという一面も。