大阪芸術大学映像科卒。 '87年『亜細亜堂』入社。アニメーターの湯浅政明や演出家の佐藤竜雄とはほぼ同期入社で仲良し。 『忍たま乱太郎』のキャラクターデザインを第一期から手がけている(現在は新山恵美子氏が担当)。 近年は画面構成・アクションシーンにも定評があり、おまえうまそうだな(劇場/2010)、忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(劇場/2011。砲弾のシーンが見所か)、劇場版FAIRY TAIL 鳳凰の巫女(劇場/2012)ではそれぞれに迫力のあるアクションシーンを魅せた。本人曰く、「自分の映画を作るときは、本来アクションが必要ないものでも1シーンでもいいからアクションシーンを作ってやろうと思っちゃいます」。また、過去には映画『ドラえもんのび太と翼の勇者たち』では劇中のレースシーン絵コンテを担当して迫力あるレースを作り上げ、さらには映画『ドラえもんのび太のワンニャン時空伝』では、クライマックスパートの絵コンテ・演出・作画監督を単独で担当した事で評価が高い。 動画に頼らず自ら描き出す膨大な数の原画で動きをコントロールしていく。その原画の密度には湯浅政明も衝撃を受けたという。 芝山努曰く、「動画は多くて2枚なんて、まるでディズニー作品みたいに動きを原画で描けてしまう」。 「地球」とか「満月」等にこだわりがあるようで、自身が演出したOP・EDには地球を始め、様々な球をモチーフとした物が繰り返し出てくる。 『Spirit of Wonder チャイナさん短編集』では監督も務めた。