アニメのスペシャルコンセプター(作品の舞台の詳細を設定する役割)、編集者、脚本家、作家。北海道出身。 高校は田舎の一流公立進学校で成績も優秀だった。一方でかなり気合の入ったキャッチボール好きで、柔道部の活動にも参加し、絵が好きで、学園祭を盛り上げるなど多才だった。当時セル画の通信講座を受講していた。ガリ勉を嫌い、体も鍛えていた。高校時代には当時貴重だったソニーのベータマックスで『アルプスの少女ハイジ』や『未来少年コナン』を録画していた。当時宮崎・高畑コンビを尊敬。読書好きで難解なSFを好んで読んでいた。飛行機や戦車が大好きだった。大学院時代は潜水艦の研究をしていた。。 角川書店『月刊ニュータイプ』編集部、スタジオジブリ出版部を経て独立。『勇者王ガオガイガー』にてデビュー。 スペシャルコンセプターとは、主にサンライズのアニメ作品において、舞台となる世界の詳細を設計し、使用される専門用語などを考案している役職である。その他にも、脚本の一部や作品のノベライズなども担当している。なおこの肩書きは主にサンライズ作品における野崎に対して使用されている。 彼の手で構築される世界観は精緻でシリアスである。しかしながら作品の中で膨大な量のデータ読み上げを背景音響として使用する手法は、実際に多数の数字を読まなければならない声優にとっては結構な負担となっている。彼の関わった作品は全てさりげないホラー要素が含まれている。 また、これらのセリフはアフレコ終了後、何人かの出演者がスタジオに残って収録するため、『無限のリヴァイアス』の出演者は「宿題」と称していた。 『勇者王ガオガイガー』には、野崎をモデルにした「北海道在住の野崎通博士」が登場する。