日本のアニメーション監督、小説家で、アニメ演出家の押井守の師匠でもある。神奈川県伊勢原市出身。中央大学法学部政治学科卒。 演出家としての代表作は、『科学忍者隊ガッチャマン』タツノコプロ(1972-74)、『ニルスのふしぎな旅』スタジオぴえろ(1980-81)。1983年に押井守と共同で監督したアニメ『ダロス』は世界初のOVA作品となった。 小説家としての代表作は、英仏百年戦争から日本の南北朝争乱までを描いた「球形のフィグリド」シリーズ(1988-91)。ジュブナイル誌・文庫を中心に執筆しながらも、伝奇的な要素を色濃く持つ歴史・時代小説を得意とし、境界を接するミステリーやファンタジー、SFといった作品にも手を染めた。