1968年3月12日生まれ。石川県出身。 東京デザイナー学院中退、アトリエ戯雅出身。スタジオカラー所属アニメーター。 アトリエ戯雅倒産後にフリーの動画マンとなり、AICなどで動画の仕事を取る中で、 合田浩章や松原秀典といったガイナックス関係のアニメーターとの人脈を作り、そのままガイナックスに席を置く。 あだ名は『バブルガムクライシス8』制作時の岸田隆宏による命名で「師匠」。 90年代はガイナックスの名物美少女アニメーターとして、 乳揺らし作画などで名を馳せつつ(当時ガイナの会報や雑誌の紹介でやたらと強調されていた)、 それ以外の部分もとにかく上手いと評され、動かし屋のアニメーターとして活躍した。 その後一大ブームとなった『新世紀エヴァンゲリオン』への参加を最後にガイナを離れ、リアル系作品へと活動の場を移行。 00年代は主に劇場作品を手がけるスペシャルアニメーターとして不動の地位を得た。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズへの参加を機に、2010年代は旧ガイナックスのスタッフを中心に結成されたスタジオカラーを活動の拠点としている。 若手時代から一貫して走りの描写には定評があり、氏の作画の個性のひとつに数えられている。 『ふしぎの海のナディア』や、TV版『エヴァ』以来、作画オタクと言うよりはキャラクターを重視するライトなファンも依然として多く存在する。