静岡県沼津市出身のアニメーション監督およびアニメーション演出家、ベーシスト。日本大学文理学部国文学科出身。妻は脚本家の大場小ゆり。 大学に5年半在籍し、バンド活動に明け暮れ、ベーシストオーディションなどを受け続ける日々を過ごす。ある時、ふとしたキッカケでアニメーションに興味を持ち、卒業後は代々木アニメーション学院を経て、25歳で演出助手を募集していたスタジオワールドに入社。演出助手として最初に携わった作品は『超時空騎団サザンクロス』。テロップに最初に名が出たのは『よろしくメカドック』。よろしくメカドックを担当していた頃の先輩が小島正幸と馬場健だった。1988年春にスタジオワールドが解散し、馬場健が設立したフィルムマジックへと移籍。フィルムマジックには『赤ずきんチャチャ』の途中まで在籍し、その後はフリーに転じる。 ウクレレをこよなく愛し、現場でも常に持ち歩くことで知られている。また、『魁!!クロマティ高校』のサウンドトラックでは長年ファンであったという同郷出身のプログレッシヴ・ロックバンド美狂乱を劇伴音楽に起用し、バンドともベーシストとして共演している(のちに正式メンバーとなる)。 テレビ東京『デ・ジ・キャラットにょ』のエンディング曲「ダイナマイト★I・N・G」でもベーシストして参加しており、ソロパートも披露した。当時は左利き用ベースを9本持っていたと語っている。