「味っ子」の印象からサンライズ出身と思われているが、日本アニメーション出身。 一時期はスタジオかぁたん所属だった。 名前の読みは「のりよし」でなく「のりゆき」らしい。 とにかくハイテンポ・ハイテンションなギャグ演出が特徴。 どちらかといえば頭身低めの作品が得手だが、メリハリの利いた構図を使い、シリアスめの作品もこなす。 「ミスター味っ子」で演出チーフを山口祐司と共同で勤め、頭角を現した(中村氏の処理演出回は何故か、妙に勢いがある) ちなみに同作品のメインキャラ・垂目の兄「垂目憲由」この名前の由来は勿論中村氏である。 初監督作品は超高速・超展開で半ば伝説のカルトアニメ「ドラゴンスレイヤー伝説」。 以降の監督作品はサンシャインコーポレーション制作のものが多い。 「演出面では中村憲由さんとの出会いが大きいです。 彼の書く絵文字のような(笑)ラフから一本分のコンテを清書しその作監を担当した「ターちゃん」やフランス合作アニメ、「ドラゴンスレイヤー」の経験がかなり生かされています。明確さ、という点で学ぶことが大きかったと思う」(平松禎史氏のブログより転載) 平松氏は中村氏に一目置いているようで、ガイナックス内スタッフへの講義の際、教材として中村氏の作成した「コンテ用ラフ」を使用したこともある。