日本のアニメーション演出家、アニメーション監督、アニメーターである。『望月三郎』の名義で演出や原画に参加することもある。埼玉県狭山市出身。 専修大学文学部人文学科を卒業後、マッドハウスに制作進行として入社。初監督作品は、OVA版『おとぎ銃士 赤ずきん』(2005年)。 『ギャラクシーエンジェル』に関わっていた時代、荒木が演出を担当した回は内外から「暴走している」と言われていた。これは作品自体が寛容な振り幅を持っていたことから、いかなるパロディネタについてもゴーサインが出された為である。この独特な不条理感を放つ「荒木演出」は、高柳滋仁の演出と相俟って第2期以降の方向性にかなりの影響を与えた。 肩書き上は演出家だがイラストについても秀でた才能を持ち、『ギャラクシーエンジェル』でのデフォルメキャラのデザインや、関連書籍内でスタッフの似顔絵および小説の挿絵を担当したこともある(代表的なのは第4期のエンドロール)。 妻はアニメーション制作会社、GONZOのスタッフでもある肥田文。肥田は『ギャラクシーエンジェル』の編集に携わっていた。 2013年10月、『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2013』にて監督賞を受賞し、2014年には『東京アニメアワードフェスティバル 2014』アニメ オブ ザ イヤー部門で監督賞を受賞した。 アニメーション演出家の平尾隆之とはマッドハウス時代の同期であり、平尾が監督を務める作品に原画として参加することもある。月刊アニメ雑誌アニメージュにて平尾隆之とコラム「バリウタの愛を知りたい!!」を掲載している。 現在はProduction I.G6課→WIT STUDIOが拠点