日本の漫画家。高知県土佐市出身。妻は同じく漫画家の伊藤ゆう。 代表作には『湾岸ミッドナイト』シリーズ、『あいつとララバイ』、『シャコタン☆ブギ』等があり、以上の作品はそれぞれアニメ化および実写化されている 。 1977年、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)掲載の「あこがれの白いスポーツカー」でデビュー。同作は単行本未収録となっており、初期の短編作品で未収録作としては他に「テディーボーイ」がある(詳細は記事「さよならDecember」を参照)。 1990年に開始した『湾岸ミッドナイト』は、第1シリーズだけでも18年に渡る長期連載となり、1999年には第23回講談社漫画賞一般部門を受賞。続編となる『湾岸ミッドナイト C1ランナー』を経て、2014年より第3部となる『銀灰のスピードスター』を開始した。 自動車・バイクに関する作品を多く発表している。自身が所有した自動車は手放さずにすべて保管しているようで、運転免許を取得して初めての愛車であるいすゞ・117クーペ(量産初期型)を始め、バブル全盛期に購入したフェラーリ・テスタロッサやBMW・635CSiなどが作中に登場する事もある。 登場人物へのネーミングに特定の名称を繰り返し使う傾向があり、特に『湾岸ミッドナイト』では「洸一」という名前の人物が作中に3名も登場している(人物名の傾向については『湾岸ミッドナイト』および『さよならDecember』の記事も参照)。 尊敬する有名人は池沢さとしと矢沢永吉で、「手塚治虫先生が死んでも泣かなかったけど、池沢先生と永ちゃんが死んだら俺は泣く」と言い切る程尊敬している。 同時期に同様のジャンルで同じ雑誌に連載を持つしげの秀一とは、しばしばライバル視されるものの実は仲が良く、講談社の『週刊少年マガジン』連載時代にはお互いの臨時アシスタントをしていた。