日本の漫画家、アニメ・コンピュータゲームのキャラクターデザイナー。東京都出身。男性。 本来(1985年以降)のペンネームは「寿司」だが、読み方が理解されにくいため「寿つかさ」を経て、現在の表記に統一している。「司」「つかさ」はファンだったアニメーターの土器手司に由来し、友人から「ならば苗字は寿」とすすめられ、本人はその意味を理解しないまま採用した。描画は左手のみだが、書字には左右共使える両利きである。 中学時代から「寿司」の名で同人誌活動を始め、高校生時代に編集業と平行してアンソロジー等の商業誌で漫画やイラストを手懸け、20歳の頃に漫画家の園田健一の元で半年程のアシスタント経験を経て、アニメ『機動戦士ガンダム』のサイドストーリー漫画の仕事で本格的なデビューを果たす。以後、アニメ映画『餓狼伝説』の私服デザイン、プレイステーション向け格闘ゲーム『闘神伝』のキャラクターデザイン、小説『セイバーマリオネットJ』のイラストと経歴を重ねる。近年はデザイン業は海外作品が中心で、国内では漫画業を中心に活動している。 アニメ作品では『機動戦士ガンダム』『メガゾーン23』、漫画では士郎正宗、桂正和、アニメーターでは土器手司、園田健一、大張正己などから影響を受ける。 メカニックイラストも手がけ、大張正己のロボットアニメ作品でのデザイン担当、北米版『機動戦士Zガンダム』DVDのボックスアートなどがある。また、ガレージキットの原型制作など立体造形物もこなし、16才で自作ガレージキットを販売。現在も専門イベント等で立体物の販売を行っている。