梅原 裕一郎(うめはら ゆういちろう、1991年3月8日 - )は、日本の男性声優。アーツビジョン所属。静岡県出身。 声優という職業を知ったきっかけは中学1年の頃に『ロード・オブ・ザ・リング』でアラゴルン役を演じていた大塚芳忠の声に惹かれたことから。 その後、大学受験の浪人中に息抜きとして見ていた洋画がきっかけで、声優という仕事の楽しさに興味を持ち目指すようになった。大学2年から日本ナレーション演技研究所に通い始め、1年後に現事務所に所属。同期に山下大輝がいる。 2013年に声優デビューし、2014年の『オレん家のフロ事情』でテレビアニメ初レギュラーを果たした。放送は「オレん家のフロ事情」が先だったが、実際にアニメ作品で名前のある役がオーディションで決まったのは『美男高校地球防衛部LOVE!』の由布院煙役が初めてだった。2015年10月、『ヤングブラック・ジャック』の間黒男役で初主演。 2016年、第10回声優アワードで新人男優賞を受賞。 2017年10月、Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2017において男性声優賞を受賞。 2018年5月10日、所属事務所から急性散在性脳脊髄炎の治療のため休業することを発表。同年7月30日、体調を考慮しながら徐々に活動を再開することが発表された。 先述の経験から憧れの声優は大塚芳忠であり、彼のように外画の悪役などで名を馳せる役者になることを目標としている。アニメでは新海誠の『言の葉の庭』に感銘を受けたことから、彼の監督作品に出演するのが夢だと語っている。 趣味はクラシック音楽、映画、ドラマ鑑賞。その中でも、ロシアの作曲家イゴール・ストラヴィンスキーの曲を好んで聴いている。 好きな食べ物は唐揚げやヨーグルトなどを挙げており、苦手な食べ物はかつて磯臭いものを挙げていたが、食べられるようになったと語っている。 ピアノを8年ほど、ギターを3年ほど弾いていた。小学校時代は器楽部所属、高校時代は軽音楽部に所属し、ボーカルとエレキギターを担当していた。 カラオケの十八番は尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。