英国马克凯琳保安服务社的专业保镖,也是菲娅丝的青梅竹马的朋友之一。三年前曾进入保安公司后,一直为演唱会中的学生和歌手提供保安服务。不过由于性格严格,有点偏向独行侠主义思想,特别反对菲娅丝与外行保镖在一起,就连自己青梅竹马的恭也和美由希也不放在她眼里。但只要是菲娅丝的朋友,她才愿意一同保护。<br /> 『とらハ3OVA』で登場するが、初出はドラマCD版。高町恭也とフィアッセのもう一人の幼馴染。左利き。2挺の拳銃を同時に操ることの出来るレディ・トゥーハンド・ガンスリンガー。高町士郎が死んだ事件でやはり父を亡くしたため【注:ただ原作においては、犠牲者は士郎一人であったため、多少矛盾が生じている。】、若くしてマクガーレンセキュリティ会社を継ぎ、クリステラソングスクールの警備を担当する。性格は正義感・責任感が強い努力家である反面、極めて堅物でかつ融通の利かない一面があり、フィアッセが脅迫を受け、恭也と美由希がイギリスに駆けつけた時、仕事の邪魔をするなと冷淡な態度で迎える。<br /> こうした性格が形成された背景には、無論プロ意識によるものもあるのだが、実は士郎が死んだ事件の際、謎の男に騙されて、爆弾が仕込まれたぬいぐるみを会場に持ち込んでしまった事が、トラウマになっているという事情もある。さらに今一つの理由として、彼女の恭也に対する恋心の裏返しという側面もあり、物語の最後で「子供の頃の事」という注釈付きで、想いを吐露するが、すでに恭也は忍と恋愛関係にあり、結局受け入れられることなく終わったが、それは彼女自身も承知の上の事であった。<br /> 銃器の扱いに長け、特に極短時間での精密射撃には長じているのだが、射程の問題から接近戦に対する弱点も抱えており、高等技術を持つ戦闘能力者が相手だと意外に無力。当初は刀剣を「時代遅れの武器」と考えていたが、接近戦を得意とする恭也や美由希に度々助けられたことで、御神流に対する認識を改め、協力を求めることとなる。最終的には恭也とコンビで、一時誘拐されたフィアッセを奪還するが、その誘拐犯「ファン」が、士郎殺害の実行犯であった。その事により、エリス自身が長年抱え込んでいた自責の念も、解放される事になる。<br /> 『とらハ3OVA』の本編後であるドラマCD最終巻では、接近戦に対する弱点克服の為に「ガンブレード」(エリス本人によると「バヨネットのハンドガン版」)をガンスミスに制作してもらい【注:エリスによると、キワモノ扱いされたらしい。確かに事情を知らなければ、無理もないのだが】、美由希をイギリスに招いてナイフ格闘術を教わっている。なおその時点で、元から所持していた銃がどのように扱われているかは不明。