レレイの義姉(継父の連れ子)。24歳。レレイが呼ぶ呼称は「アルフェ」。<br /> レレイとは正反対の性格であり、体型もレレイとは対照的なナイスバディ。<br /> レレイとはよくケンカになるが、血のつながりのない姉妹で言いたいことも言えないならそれは他人と同じと感じ、姉妹であることを確認するコミュニケーションの一環。感情表現の乏しいレレイの感情を出させようとするのはカトーと同じで擽る等の行為を行ったりもした。<br /> 元来情に厚い性格で、再婚したレレイの母が死んだ際にも「病気してばかりで結婚したのは損だった」と言い放つ実父に三行半を突きつけ、アルハンプラ・ルルドの首領マルキの世話になる。<br /> ロンデルで魔法の研究に勤しんでるが、研究に多大な資金を要する鉱物魔法を専攻しているため常に金欠に苦しんでおり、資金稼ぎの内職として書籍の写本をしている。レレイが導師号の試験をうけると聞いて喜びはしたものの、自分よりも財力・知識・交友関係等のあらゆる面で勝るレレイに嫉妬して姉妹喧嘩を起こした(審判のロゥリィによると13回目の姉妹喧嘩)。<br /> 暗殺者の出現で姉妹対決はうやむやのうちに終わったものの、汚してしまったレレイの導師服の代わりに自分が着る予定で準備していた導師服の丈を徹夜で詰める等、根は妹思いの優しい姉。後述のエルフ・フラットとは良い仲。<br /> 外伝四ではレレイからの依頼でアルヌスに向かう途中、イタリカで猫拝観料不払い等で拘束、所有物没収でも弁納できない為裁判になり投獄。保釈金は1億円相当で、しかも裁判終了までイタリカから出られない為、レレイは保釈金は出さなかったが、弁護士は優秀なものを雇った。<br /> 牢で投獄されたミュイを励まし、イタリカ奪還までフォルマル家の雇用賢者となる。メイドたちに指示して、脱獄とイタリカ脱出、アルヌスへと逃避行を行う。