好きなミュージシャン/スティング。好きなプロ野球チーム/巨人。好きな俳優/田村正和。<br /> 承太郎の通っている高校に転校してきた高校生。アヴドゥルやポルナレフ同様に生まれつきのスタンド使い。家族とのエジプト旅行の途中でDIOに出会い「肉の芽」を植え付けられ、承太郎を襲撃する最初の刺客として登場する。しかし返り討ちにあい、承太郎に「肉の芽」を取り除かれ仲間になる。<br /> スタンド使いにしか見えないスタンドを持つ自分を誰も理解できるはずがないと考えていたため、承太郎達に出会うまで友人は全くいなかった。冷静沈着な性格であり、デス・サーティーンの策略やDIOのスタンド能力の正体をただ一人看破するなど洞察力にも長けている。比較的控えめで礼儀正しいが、ポルナレフとともに冗談を言ったり、下ネタ話を知っているといった一面もある。チェリーが好物で、食べる時に舌の上で「レロレロ」と転がす。テレビゲームに詳しく、特にレースゲーム「F-MEGA」はかなりやり込んでおり腕前はプロ級。登場して間もない頃は一人称が「私」だったが、途中から「僕」が混在し、最終的に「僕」で統一された。<br /> 旅の途中でンドゥールのゲブ神によって両目を負傷、エジプトの病院に一時入院した。DIOの館突入時に退院し、サングラスを着用して戦線に復帰する。DIOとの決戦ではDIOの能力を探るため先陣を切り、致命傷を負いながらもザ・ワールドの「時を止める能力」を見抜いてジョセフに伝え死亡した。家族に黙ってエジプトに行ったために実家では大騒ぎになっているはずと本編では語られている。<br /> 名前の由来は宮城県仙台市の地名「花京院」[4]。作中エンヤ婆のホテルに宿泊した際、承太郎と共にエンヤ婆を欺くために、宿帳には「Tenmei Kakyouin」と名前を音読みで署名していた。<br /> ハイエロファントグリーン(法皇の緑)<br /> 体を人型から紐状(実際は帯状に近い)に分解して活動できる遠隔操作型のスタンド。スタンド自体が長大に伸びるため射程距離は広く、100m以上離れられる。単純なパワーは高くはないが、宝石型のエネルギー弾を発射する技「エメラルドスプラッシュ」を持ち、その破壊力は絶大である。紐状になった状態では人間の体内に潜り込んだり、射程を生かして至る所に張り巡らし、触れると「エメラルドスプラッシュ」を発射する「結界」を造ることができる。<br /> 体中に網目状の模様があるため、承太郎からは「光ったメロン」と形容されていた。<br /> スタンド名の由来はタロット大アルカナ5番目のカード「教皇」。当初のスタンド名は「ハイエロファントエメラルド」だったが、洗脳が解けた後は「ハイエロファントグリーン」になっている。文庫版では「ハイエロファントグリーン」に統一されている。