出身地:東京都(テレビアニメ版では不明)/ 好きな食べ物:イタリアン / 嫌いな食べ物:和食 / 趣味:ガーデニング】<br /> ヒロイン。もう1人のラインバレルのファクター。JUDA特務室の一員。浩一よりも早くからラインバレルのファクターであり、物語開始の3年前にラインバレルと共に出現した後、JUDAに保護されている。後に浩一を監視するため、浩一の中学校へ転校してくる。浩一とは同級生であり、菱見高校にはJUDAの権力による「特別推薦枠」で合格した。<br /> 初めは浩一の無茶な行動の数々に困惑してはいたが、矢島の死を境として次第に成長していく彼を信頼し、導き手となる。成り行きで早瀬軍団に入れられてしまい、理沙子にはライバル視されている。<br /> 罪悪感から浩一に対しては一歩引いたような立場にいたが、浩一の信念を聞いて理解を示すなど、浩一の最大の理解者になりつつある。だが、浩一と親しげに話す美海に対しては無言で道明寺すら引くほどの怒気を発する描写もある(島根で浩一がこっそり美海に会いに行ったことを知ったときにはファクターアイまで発現させている)。<br /> 浩一が《月面ジャミング施設破壊作戦》の最中、ヒトマキナのボス・デウスと接触。圧縮転送フィールドをぶつけあった結果「行方不明」となったことで心身喪失状態となるが久崇の励ましとヒトマキナによる攻撃の始まりに奮起し、アルマ・ツクヨミに搭乗して戦う様になる。<br /> 校舎裏にある花壇に気を掛けたりガーデニングの本を読むなど、園芸に興味があるらしい。<br /> ファクターでありながらラインバレルは絵美を守ろうとするため、ラインバレルには搭乗を拒絶されており、無理に操縦すると極度に体力を消耗してしまう。そのため、長時間の搭乗はできない。しかし、浩一より危機的状況にある場合には、絵美の呼び掛けが優先され、ラインバレルを呼ぶことができる。<br /> ラインバレルと共に転送されてきた当初はコックピットの中で眠っており、それまでの記憶を一切失っていた。後に久嵩と接触した際には、父親である天児を久嵩に殺された記憶を取り戻す。しかし、その時点では全ての記憶を取り戻してはいない。元は久嵩と同じ世界の住人であり、彼の野望を阻止するためにこの世界へ来たと自覚していた。<br /> 最終決戦時は浩一の状態を知らされておらず、決戦直後に消えて行く彼のモニター映像を眼前にし号泣していた。<br /> 作者によると、ある女優がモデルらしい[2]。<br /> 【テレビアニメ版のみの設定】「高蓋然性世界」から来た人物の1人で、久嵩の妹。高蓋然性世界には、絵美の家にのみ植物が残っている。盆栽を「可愛い」と評するなど、今時の若者らしからぬ感覚の持ち主。「あなた、最低です!!」という台詞を(主に浩一の問題行動に対して)頻繁に使う。浩一がファクターとしての力を見せた際に、自分の名前とラインバレルに関する記憶を取り戻した模様。その後、徐々にその他の記憶を取り戻しながら、浩一に惹かれていく。理沙子と美海とぶつかるところはあまり見ないが、第17話でのカラオケ大会では浩一と同じアニソンジャンル系をさりげなく歌おうと考えたり、第26話で手と手が触れ合った時、浩一とお互い顔を赤くするという中学生並の恋どまりになっている。そのせいで、理沙子と美海の2人の嫉妬に油を注ぐ結果を迎えている。テルミノ・クレメンティアの際にはマサキに殺されるが、ラインバレルの機能停止と引き換えに蘇生した。