S級魔導士。<br /> 複数の杖を背負い、マントで身を包んでいる。顔も迷彩柄のマスクと布で覆っており、目元以外の肌が確認できない。ラクサス曰くシャイな性格で、人前に現れる際には強力な眠りの魔法を使うため、ギルド内ではマカロフとラクサス以外は彼の顔を見たことがない。ギルド外ではポーリュシカと面識がある様子。ギルド思いらしく、「幽鬼の支配者」との戦いでは直接の戦闘にこそ加担しなかったものの、「幽鬼の支配者」の支部を一人で全滅させた他、マカロフの魔力を集めて彼の回復に一役買った。 <br /> その正体はエドラスにおけるジェラールであり、王国の王子。幼い頃、父である国王・ファウストの「永遠の魔力を手に入れる」という計画を阻止する為、7年前からアースランドでアニマを封じ回っていた。その途中で出逢ったウェンディを助けて行動を共にしていたが、自分の使命に巻き込ませないために別離を選んだ。王子ということもあって喋り方も気品があり、王族ならではのカリスマも有する。