虎島一族最強の「剣士」。琉朱菜とは、夜盗から殿を救ける為の助っ人をしており、追手から逃げていた際に温泉に入っていた所で偶然出会った。その後、夜盗と再度対決する際に、琉朱菜の実力を目にし、一緒にいれば天下を取れるという事で一緒に旅をする事を決める。天下を取る事を目的としているのは世の中の乱れを正すために自分が天下をとらなくてはいけないと思っている為である。琉朱菜からは「やっちゃん」(琉朱菜曰く弥次郎という顔じゃないから)みかんからは「ムッツリ」と呼ばれている。不遇な目に会うことが多く気絶している間に戦闘が終わっていたりする事があるが、実は「しんがりの虎」と呼ばれており桃華曰く戦の場では誰も知らない者がいないと言われる程の実力者である。また、殿を助けた時の報酬を貰わない・琉朱菜を助けて貰ったという事で店の手伝いを一手に引き受ける・一食の恩という事で、桃華楼を砲撃から守る(琉朱菜と桃華が戦っていた時は食べていただけだったが)といった義理堅い一面もある。「閃士」の事を、「命の重さ」を引き金の重さ程にしか感じてないという事で毛嫌いしており、「命の重さ」をその掌(たなごころ)で感じる事が出来る「剣士」の道を今でも尚貫いているが、琉朱菜事だけは認めている。世の中の乱れの原因が天子だと頑なに信じており、昔は都に向かう反乱軍の1人でもあったが、琉朱菜と旅を続けるにつれ、天子の考えに共感し、天下を取ることではなく戦意無くす事こそが戦乱の世を治める方法だと考えを変えた。都では、琉朱菜とは別行動とっていたところ地下の牢獄部屋で天子と出会い真意を確かめ刹那の企みを知り、天子を牢獄から救い出した。その後道化師との最終決戦では、「しんがりの虎」としての実力を発揮し、追い込むことに成功し、最終的に、自分なりの『 敵の戦意を無くす事が究極の戦術』を実行し、道化師に勝利する。