本編の語り部。愛称はレオ。新聞記者であり「ヘルサレムズ・ロットの歩き方」編の記者としてヘルサレムズ・ロットへやって来る。音速猿にカメラを奪われ、それを追っている最中に銀行強盗事件の混乱に巻き込まれたところを、他のライブラ新人と勘違いをしたザップにより救われた。それを機に、ライブラと血界の種族との戦いに身を投じることとなる。<br /> 気弱だがお人よしで、素直な人柄からか、人類(ヒューマー)以外の異形に対してもあまり偏見を持たない。ザップとは腐れ縁の仲で、憎まれ口を叩き合うこともあるが基本的に頼りにしており、よくつるんでいる。<br /> ライブラに出会う半年前に、ヘルサレムズ・ロット近郊を家族で観光している際、突如現れた異界のものから「兄妹どちらかの視力を対価とし、もう一方に神々の義眼を与える」という選択を迫られた。その際彼は恐怖によりすくんでしまい何もできなかったが、妹のミシェーラが自ら進んで自分の視力を犠牲としたため「神々の義眼」を持つこととなった。現在でもそのことを強く後悔しており、事件の真相を知るため、彼女の視力をとり戻すために秘密結社ライブラに正式に所属する。このような経緯から、利己的な目的に神々の義眼を用いることを好まず、生き延びるためや戦いのため以外で進んでその能力を使うことはあまりない。<br /> ライブラに所属して以後はそれなりの給金を得ているようだが、多くをミシェーラへの仕送りとしているため、記者であったとき同様金欠に苦しんでいる。