梅麗魯·斯菲
梅莉露·丝多罗芙, メリル・ストライフ, Meryl Stryfe
ベルナルデリ保険協会の災害調査員として、ヴァッシュが引き起こす「災害」を査定するために派遣された外交員。職務のためにヴァッシュに同行する内に、彼を取り巻く運命に巻き込まれていくこととなる。
黒髪を短く揃えた小柄な女性で、丁寧で上品な口調が特徴的。したたかで正義感が強い。破天荒なヴァッシュに対してどこまでも常識的な一般人として、彼の引き起こすトラブルに常々頭を悩ませている。「デリンジャー・メリル」の通り名で呼ばれており、荒事の際はマントの下に大量に仕込んだデリンジャーを巧みに操って対処する。彼女にとってのデリンジャーは「男女の力の差をなくす」ためのものだが、発砲には消極的であり、初めて他者を撃った時には精神的ショックから嘔吐し失語症になっている。
ヴァッシュの真実に触れていく内に一時期は恐れを抱いていたが、最後まで彼のことを信頼し続けた理解者でもある。気丈な性格だが物語が佳境にさしかかるにつれ涙を浮かべるシーンが増え、ヴァッシュには「泣き虫になっちゃった」と評された。
「マキシマム」開始時23歳。エピソードによっては髪を肩まで伸ばしている。
アニメ版での相違点
基本的にほぼ原作と相違ない。終盤において、ヴァッシュが自らを庇い、人間の在り方を解くメリルにレムの姿を重ねるシーンが存在する。
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