E601小隊隊員。空戦魔導士科予科2年の14歳。端正な顔立ちをした絶世の美少女。極度のナルシストで「女神」を自称する。<br /> 昨年度末の成績は座学がAマイナス(宿題未提出のため)、実技試験はFマイナス(試験をサボったため)。非常に賢く、座学に関しては教官を完膚なきまでに論破したことがあるため、居眠りやサボりも黙認されている[注 3]。<br /> 自尊心が高く尊大だが、素朴な称賛にはあまり慣れていない。趣味は哲学書を読むこと。可愛いものも好きだが、人からそれを指摘されると「学術的に興味深いだけ」と言いはり認めていない。当初はチームメイトに対して距離を置いていたが、実はとても仲間思いな性格をしておりほかの隊員たちの実力を認めてからは気の置けない関係を築いている。真面目な人間とは馬が合わないことが多く、当初はミソラやユーリともあまり仲が良くなかった。姉のフロンとは同じマンションで同居しているものの姉妹仲は険悪だが、本心では完璧な姉に憧れており、「女神」を自称しているのも彼女に認めてもらいたいが故である。また、気分屋な性格が災いし姉と同様の期待を勝手にかけられては勝手に見切りをつけられるという経験を何度もしているため、他人を完全に信用できず、混戦で味方に背中を預ける状況で狙撃精度が低下するという弱点があったが、ミソラと本心をぶつけ合ったことでE601小隊の面々を信頼できるようになった。<br /> ポジションは後衛で狙撃技術、状況判断応能力ともに高水準。さらに、森羅万象を見通す探知系最上級固有スキル『千里眼』を有するが、ピント合わせのためにかける眼鏡が嫌いなためめったに使用しない。ただし、「かったるい」特訓をさぼっているためかスタミナにはやや難がある。<br /> 武装はスナイパーライフル型の魔銃<アテナ>。