合従軍で燕国軍の総大将を務める大将軍。“北の五十の山岳族の王”であることから、自軍の中にも数々の山岳族を抱える。出自は平地で暮らす一族の末裔だが、生まれも育ちも山岳地帯であり、山を主戦場として戦ってきた軍略家。眼前の山を見て、その先に広がる山々の地形まで読み取る “山読み”を得意とし、その正確さは部下の山岳族も目を見張るほどである。