京都府京都市出身、私立紫雲女子高等学校在籍。厳格な家庭で育てられた純和風令嬢。もの静かで柔和な性格だが、怒る時は怒る。幼き頃、祖父に蔵に閉じ込められて以来暗いところが苦手。主人公とは小学6年の前半に出会う。クラスメイトが彼女を特別扱いする中、主人公だけが綾崎家の取り決めに臆さず堂々と冒険させてくれたことがきっかけで、主人公への特別な想いを持つ。かつて子供だった頃に蔵で見つけたオルゴールを探し出す手伝いをしてくれたこと、一度綾崎老に見つかって叩き出された後に時間を見計らって蔵の天窓から侵入して助けに来てくれたこと、その時に主人公が握ってくれた不格好なおにぎりがおいしかったこと全てが彼女にとっての忘れられない想い出。その時に見つけたオルゴールをいつかまた二人で聴きたいと強く想っており、無くさないようにと再び蔵にしまうが、またも蔵の中で行方不明になってしまう。祖父の存在感が強すぎるためか、祖父母について語られることは多いが両親については触れられていない。