略歴: <br /> その生い立ちは不明。天王洲グループが企業拡大を推進していた時期、企業や土地の買収を先頭に立って推し進め、天王洲グループの今日を築いた影の立て役者。神泉の信頼は篤く、今も神泉の右腕として天王洲グループの影の仕事を全て任されている。そのため表舞台に出ることは一切無い。一方で影の仕事を円滑に進めるため、政、官、財の要人を取り込む手段として、彼らが集う、闇の秘密倶楽部を設立。その支配人となる。秘密を共有することで一体感を生み、天王洲グループの基盤はさらに盤石なものとなる。そこまでは神泉も知っている表の顔で、実はその裏に神泉も知らぬ別の顔を持つ。<br /> その秘密倶楽部の真の姿は究極の快楽を与える場所であり、究極の快楽とは即ち、自らフェティシズムの対象そのものになることである。それを叶えるため、神泉の娘・神楽を利用し、秘密裏に背徳の儀式を行う闇の司祭、が彼のもうひとつの顔である。<br /> そうやって次々と『ユーフォリア』と呼ばれる超人達を生み出してゆくのだが、その技術をどうやって手に入れたのか、その目的は何なのかは未だ不明。得体の知れない野望を持つ男。<br /> <br /> 性格/対人関係: <br /> 冷徹にして冷酷、心の中に深い闇を持つ。心を動かされることはほとんど無く、常に淡々としている。笑うときも目は変わらない。語り口調はモノローグ的で、激することはあまり無く、言葉も皮肉っぽい。何を考えているのかよくわからない男。<br /> 神泉、神楽母娘に対してはインギンな態度をとるが、それとて媚びているわけでもなく、時には冷淡にさえ思える言動をとることすらある。<br /> <br /> 趣味等: <br /> オールシーズン、コートに手袋をはずさない。札で巻いたタバコを常に持っている。小さなオルゴールを持ち歩き、その音色を楽しむのはロマンティストなせいではないらしい。車は高級車を何台も所有。気分に合わせて乗り換える。金に生き、金に奉仕する男。