ウテナの親友でクラスメイト。中等部二年。憧れていた西園寺に出した手紙が、ウテナが決闘ゲームに巻き込まれる発端となった。明るく人懐っこい明朗快活な性格でミーハーでもあるが、好きな人には尽くすタイプ。辛いことがあっても前向きにものごとを考え、明るく生きる彼女の姿は、周囲の人々にも元気を分け与えてくれる。ウテナにとっては、アンシーと対称の位置をなす、陽性の親友。<br /> 第20話では、退学処分にされた西園寺を匿う形で同居生活が始まり、密やかな幸せを得るが御影の策略によって破局。黒薔薇会編での決闘に参加することになり、親友・ウテナと戦うことになってしまい彼女への羨望、アンシーへの憎悪を吐露するが彼女に敗北したことで救われた。その後は何事もなかったかのように日常へ戻ったが、アンシーへの複雑な感情は完全に消えることはなかったようである。ラストでは別の女子生徒に追いかけられる立場になった。<br /> 黒薔薇会編での決闘の際の武器は西園寺の体から取り出した黒い日本刀。決闘の際机の上に置かれていた物は木の葉の形の髪飾り(西園寺が若葉に贈ろうとしていたもの)。実はウテナがディオスの剣を抜かずに戦った唯一の相手である。<br /> 彼女の決闘に当てられた名前は「限界(limite)」。<br /> 劇場版では転校生であるウテナに学校の案内をするが、それ以降はフェードアウトする。終盤でウテナとアンシーを助ける樹璃たちの乗るジープに「WAKABA」のロゴと若葉マークがつけられているが、このジープが車に変身した若葉かどうかは不明。ラスト近くの場面では、達也らしき少年と一緒にいる若葉らしき少女が登場する。