理事長の娘にして鳳暁生の婚約者。高等部三年。優しく女性らしい丸みを持った美人だが、内心ではいつまでも自分になつかず、不可解な行動を取るアンシーに対して強い恐怖と嫌悪を抱いている。その心を御影に漬け込まれ、最初の黒薔薇のデュエリストとなった。当初暁生とは仲が良かったが、鳳暁生編では二人の仲が微妙なものになりつつあることを示す描写が出てくる。最後は完全に暁生の傀儡と化している事を示唆するようなシーンに映った後、一切登場しなくなった。決闘の際に机に置かれていたものは百合が入った花瓶。薄緑の髪に緑の瞳。<br /> 彼女の決闘に当てられた名前は「疎外(alieation)」。<br /> 劇場版では、婚約者である暁生の死体を見て泣き叫ぶシーンのみの登場だった。