巴達克
巴達克
巴达克, バーダック, Bardock

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ラディッツ、カカロット(孫悟空)兄弟の父。容姿は目つきの鋭さをラディッツが受け継いでいる以外は、髪型などカカロットと瓜二つ。性格は粗野で口調も荒く、子供に対する愛情も薄いが、仲間に対する思いは強い。サイヤ人の最下級戦士の生まれであるが、度重なる激戦と死線を潜り抜けてきたことによって、その戦闘力は10000前後と、エリートサイヤ人にも引けをとらず、その勇猛さはサイヤ人の間では有名だった[4]。トーマらが敵わなかったフリーザ軍兵士を一撃で葬り、数十人のフリーザ軍兵士の攻撃をいなして相手の裏をかき同士討ちを誘発させ、瀕死の重傷を負った状態でも拳を振るう精神力など、戦歴に裏付けられた高い戦闘能力を持つ。<br /> トーマたちとともに侵略していたカナッサ星にて、カナッサ星人・トオロの「幻の拳」を受けたことによる予知夢でサイヤ人の行く末を見せられ、フリーザの支配に疑惑を持ちはじめるようになる。そしてトーマたちの死によって、フリーザの裏切りを確信する。表立って叛意を翻したバーダックは、同族たちに説得を試みるが全く真に受けてもらえなかった。この事で同族たちに失望するも、単身での決戦を覚悟したバーダックは、滅びゆく運命に逆らうため、フリーザに挑む。<br /> 惑星ベジータに接近するフリーザの宇宙船に向かったバーダックは、フリーザの部下たちに接近を阻まれながらも奮闘し、やがて姿を現したフリーザに渾身の力を込めたエネルギー弾を飛ばす。しかしフリーザも指先で作り出したエネルギーの球体を一挙に巨大化させて惑星ベジータに向けて撃ち放った。バーダックのエネルギー弾はそれにかき消され、自身もなす術もなく飲み込まれた。絶命する直前、カカロット=孫悟空とフリーザが対峙する予知夢[6]を見て静かに微笑み、我が子の名前を叫びながら、惑星ベジータと運命をともにした。惑星ポッドに乗って地球に向かっていた息子に、自分の遺志を継ぎ、惑星ベジータの仇を討つよう語りかけたのが最初で最後の父から子へのメッセージとなった。フリーザと対峙するバーダックの姿は、劇場版『とびっきりの最強対最強』で使用されている。<br /> 妻については、ベジータや息子であるラディッツの口から「惑星ベジータ消滅時に死亡した」ことが語られた以外、謎に包まれている。<br /> キャラクターデザインの中鶴曰く、プロテクターの肩当てが無いデザインになった理由は演出の橋本が「黒澤明監督の映画『七人の侍』のイメージでいきたい」と話していたからである。<br /> 名前の由来は英語でゴボウを指すバーダックから。<br /> フリーザに放ったエネルギー弾はゲームで「スピリッツ・オブ・サイヤン」と名づけられた。ゲームでは「ライオットジャベリン」または「ファイナルスピリッツキャノン」のどちらかの名称が使用されており、スピリッツオブサイヤンという名前の究極技が別に用意されている。<br /> 各種ゲームにて様々なストーリーを用意されており、一時的に現世に滞在して青年悟飯と幼年悟天と手合わせを楽しむ姿や善に目覚めたラディッツに戦いを通じて活をいれたり、ifストーリーでは孫である幼年悟飯にほだされ息子一家との同居生活を楽しみラディッツに「孫をみせろ」と発言する姿が見られる。<br /> アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』では超サイヤ人1に変身したバーダックが登場。『エピソード オブ バーダック』ではフリーザ戦の後に時空を越えて生き延びていた彼が超サイヤ人に覚醒する経緯が描かれた。