主人公。藤美学園2年生。<br /> 「面倒くさい」を口癖とするごく普通の少年だが、決断力と行動力に優れた「やらねばならないことは自分から率先して行う」気概の持ち主で、一行のリーダー的存在。友人達や幼馴染の麗を守りながら、新床第三小学校の教師である母の元へ向かう。<br /> 麗へ想いを寄せているが、彼女が留年した際の口論に加えて永との死別を経て言動が不安定になったことや、冴子が自分へ想いを寄せるようになったことなどで、関係を進展させられない状態にある。<br /> 無免許ながら、オートバイやバギーカーを自在に乗りこなせる技能を持つ。<br /> 学園脱出からしばらくの間は学園内で手に入れた金属バットなどの鈍器を武器として使っていたが、コータに銃の扱いを教わってからは、南家で手に入れたショットガンのイサカM37や、床主東警察署の証拠品保管庫で手に入れたベネリ M4 スーパー90を使いこなす。その他、死亡した警官から拝借した回転式拳銃のS&amp;W M37エアウェイトも一時使用していた。