星白閑の操縦していた衛人から再現された衛人型ガウナの中でも、極めて高い戦闘力を持つ個体。シドニアが自由浮遊ガス惑星を破壊した際に出現し、当初は「ガ490」と呼称されていた。 幾度となくシドニアの前に現れ、シドニア軍に甚大な損害を与える。登場する度に姿を変えるが、いずれも星白機の機体番号だった「702」の文字が入っている。内部には人語を発する、星白を再現したエナが存在する。捕食した星白の記憶から情報を引き出し、これまでのシドニア軍の対ガウナ戦における戦術を完全に把握している。 作者の読み切り作品に『戦翅甲蟲 天蛾(せんしかっちゅう すずめが)』があり、類似したデザインの存在が登場する。当初の構想では次回作をこの作品に近いものにしようとも考えていたが、最終的には王道的な内容である本作に変更したという。