「天の龍」の一人。伊勢の隠し巫女で、伊勢の霊力総てをその身に隠す。掌から御神体を出す。母親もかつて伊勢神宮の巫女だった。結界は四角錐。道行く人が振り返るほどの美少女。理知的でしっかり者に見えて、実は世間知らずでウブ。また、料理経験もない。CLAMP学園に転入する以前はセーラー服を着ていた。幼くして母と生き別れ、食に困窮するほどの生活を送っていたところを、伊勢神社の老婆に拾われた。空汰の想いに戸惑いつつも徐々に惹かれていき、異性としての関係を持つ。以後巫女としての力を失い、思い余って丁にすがったが、「裏」丁の存在に気付かず、夢の中に引きずり込まれる。<br /> 劇場版では、封真の攻撃から空汰に守られるも、殺された空汰に気を取られていたところを封真に刺される。テレビアニメ版では、一時空汰を守るために「地の龍」につくが、空汰の想いに触れ「天の龍」へ戻る。世界の終末=神威の願いを見届けた後は、高野山に赴き昔書いたと思われる空汰の落書きを見て嬉しそうに微笑む。