青学テニス部のデータマン。いつも目の透けないくらい分厚い眼鏡をかけている。レギュラー陣の中では手塚・不二に次ぐ実力の持ち主だったが、地区予選前の「校内ランキング戦」で新入生の越前リョーマと、2年の海堂薫に敗れてしまい、レギュラー落ちをした。関東大会前の校内ランキング戦で桃城を破り、見事レギュラーに復帰した。部内ではマネージャー・参謀的立場にあり、部員の特訓メニューを作ったり、他校のデータを集めたりと多忙だが、さらにその陰で海堂の2.25倍のトレーニングメニューをこなすなどプレイヤーとしてもかなりの努力家である。よく想定外のことが起こると「理屈じゃない」と発言する。ランニングで遅かった者や練習試合で負けた者には、自作の怪しいドリンク・通称「乾汁」を飲ませることで練習のモチベーションを高めている。<br /> 初期の頃から得意とする技は長身を活かした「高速サーブ」。全国大会の氷帝戦で212km/hの超高速サーブ「ウォーターフォール」を披露、一時は大会最速をマークした。普段はデータを駆使して相手の打球やコースを予測してプレーする冷静かつ緻密なテニスを展開するが、データの通用しない相手に対しては、データを捨てて気迫のあるテニスに変貌する。ダブルス経験者でもあり、立海大の柳とは幼少時は「博士(乾)」・「教授(柳)」と呼び合う幼なじみで、柳が引っ越すまではダブルスを組んでいた。<br /> 『新-』では、U-17日本代表合宿に参加。脱落を賭けたタイブレークマッチでは観月と対戦予定であったが、新作の乾汁で腹痛を起こし棄権。その後、崖の上のコートでの特訓を経て、「革命軍」として2番コートに所属。1軍の三津谷と柳の対戦を見学するが体力の限界だった柳に試合を託され、そのまま柳のゲームを引き継いだ。その後、1軍No.17のバッジを取得するが、柳を担いで中央コートに帰ってきたとき柳にNo.17のバッチを託していた。