軌道保安庁の「可潜艇タンデル」の艇長を経て「灰のゲシュペンスト」の艦長となる。部下からの信頼は厚く"武人"と呼ぶにふさわしい人物。<br /> リヴァイアスそのものに恨みを抱いており、それが原動力となって各作戦の指揮をとっている。12年前、娘のアンジェをリヴァイアス捕獲作戦により失っており、自らもまた、その輸送事故の際、宇宙線病に侵されてしまい、余命いくばくもない。<br /> リヴァイアスへの執念はもはや私怨だけとなっており、乗員が子供のみということに気付いていたにもかかわらず、攻撃の手を止めなかった。 <br /> 天王星付近の宙域でリヴァイアスと交戦。ヴァイタル・ガーターであるガイストを出撃させて、アインヴァルトを大破に追い込み、リヴァイアス内部に制圧部隊を送り込むが、ネーヤがゲシュペンストのブリッジに現れたことで動揺する。ネーヤをアンジェの「紛い物」と断じて銃撃しようとするが、アンジェの面影を見たことで、何かが吹っ切れたかのように戦闘の中断とリヴァイアス乗組員の救助を命令する。直後に艦の指揮権を副官に委譲し、自決した。