ゾルディック家第二子(次男)。1981もしくは82年生まれ。19歳。操作系能力者。<br /> フィギュアやゲームなどを収集しているオタク。切れ長の目をした青年で、大食で滅多に家から出ないので肥満体である。キルアを溺愛するゾルディック家の中では唯一キルアと対等な口をきき、兄弟仲は悪くない。一家の期待を集めるキルアのことを快く思っておらず、家庭では唯一冷たい態度を取っている。キルアの実力と才能は一族随一と認めるも、性格面が殺し屋向きでないと冷静に評価する。キルアからは陰で「ブタくん」と呼ばれるなど普段は見下されており、キルアが家出した際には脇腹を刺されている。<br /> 殺し屋としては、外出せずに済む仕事を担当しており、主力である父や兄の暗殺の技術支援を行っている。キルアの武器であるヨーヨーは、彼の特製品である。コンピュータや機械全般に強いが、理論だけが先走って役に立たないものを作ることも多いようで、「頭はいいがバカなのが玉にキズ」と祖父ゼノに評される。<br /> オタクとしての意地と執着からG・I入手のために奔走し、ヨークシンまで旅立つ精力的な面を見せたが、オークションで大富豪バッテラに全敗するとあっさり帰宅した(第2期アニメでは、キルアがオークションで本人の存在に気づいていた)。<br /> ミュージカル版ではヒソカとの戦いで外見によらない高い身体能力を披露したが、返り討ちに遭って家族や使用人達と共にヒソカの操り人形と化した(後にイルミに助けられる)。