「無重の蝶々」。虫組。喰鮫とは違い、無益な殺生を好まない。使用する忍法は、自分や自分が持った物の重量を消す「忍法足軽」で、それを応用し海の上を人を背負って歩いたりできる。また真庭忍軍独自の武術真庭拳法の使い手でもある。南方の生まれで、真庭の里の出身ではなかった。同じ十二頭領の一人である鳥組の真庭鴛鴦と婚約している。紙巻煙草(アニメ版での銘柄は「舞流怒」)を吸っていたが、鴛鴦との結婚の条件として禁煙している。蟷螂の敗死を察すると、敗北を承知で仇討ちと次の手の捨石となるために蜜蜂を残して七実に勝負を挑む。当初は足軽を用いた身軽な動きで優位に戦っていたかに見えたが、見ただけで足軽を習得した七実の前に敗れ去る。<br /> アニメ版では、初代真庭蝶々と鑢一根との邂逅について言及している。