「首狩りの蟷螂」。虫組の指揮官。真庭忍軍の組では唯一頭領三人で行動を共にしており、絆も固い。回数に限度はあるが、自分の爪を数十秒から数分にかけて異様なほどの長さに伸ばすことができ、これを武器とする「忍法爪合わせ」を使う。そのため虫組の中では最も戦闘向きと評される。誰を相手にしても過大評価も過小評価もしない人格者。チームで丹波の不承島に赴き、蟷螂の単独行動にて鑢七実をさらいに襲いかかるが、攻撃をかわされた挙句逆に七実に捕らえられて拘束され、武器となる爪をすべて剥がされた上で拷問的な仕打ちを受ける。従うふりをして反撃を狙うが、返り討ちにあい絶命する。