主人公。はぐれ町に住む天下の義賊。『からくり道中』で庶民を救うために立ち上がる義賊「ゴエモン」として初登場する。モデルは安土桃山時代に存在したとされる盗賊「石川五右衛門」。月代を伸ばした髪形と赤地の忍び装束、目尻と口の両端に施された赤い隈取と巨大な喧嘩煙管がトレードマーク。『ゆき姫救出絵巻』以降は、月代から伸びた髪の色が黒から青(作品によっては紫色)に変わった。基本的に一人称は「オイラ」だが作品によっては「オレ」という時もある。仲間のことは呼び捨てで、ヤエのみ「ちゃん」づけで呼ぶ。おみつのことは「おみっちゃん」の愛称で呼ぶ。エビス丸のことは「エビ」と略して呼ぶこともある。