タイプ:動<br /> 本作のヒロイン。15歳。1月14日生まれ。身長158cm。風林寺隼人の孫娘。無敵超人・風林寺隼人と、拳魔邪神・ジュナザードの弟子で、我流とプンチャック・シラットの使い手。武術の腕前は弟子級の中でもトップクラス。ただし腕力自体は一般的なレベルで、修行を開始したばかりの兼一にも及ばないとされる[1]。<br /> 容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。背後に立たれると人を投げ飛ばしてしまう癖を持っている。性格は品行方正で、誰に対しても優しいが、意外におっちょこちょいで寂しがり屋な面もあり、また嫉妬深さも併せ持っている。やや文法がおかしなお嬢様言葉で話し、語尾に主として「~ですわ」、「~ですの」と付けている。一人称も「私(わたくし)」。梁山泊の家事全般、家計のやりくりを一手に引き受け、経済観念が皆無な男揃いの梁山泊は彼女がいないともはや経営が立ち行かない。<br /> 元は名門校で有名である松竹林高校に通っていたが、目立ちすぎて友達がほとんど出来無かったため、荒涼高校に転校してきた。そのことから学校内で目立つことを嫌い、伊達眼鏡を掛けていた。学校では新体操部に所属している。スタイル抜群でかなりの巨乳なため、ほのかとキサラに僻まれ、敵意を持たれている。戦いに際しては全力で集中する為、際どい衣装であっても意に介さないが、戦闘が終わると羞恥心を取り戻す。普段から愛用しているボディスーツは防弾仕様。<br /> 幼少時代から隼人に武術の指導を受け、彼の世直しの旅に同行していた。軽やかな跳躍と体捌き、蹴り技を主体に戦い、その洗練された動きはしばしば「風を切る羽」と形容される。格闘家としては"動"のタイプに属し、自身と同等以上の敵との戦闘時には、感情の激発により安易にリミッターを解除し、自我を失って暴走してしまう傾向がある。だが隼人によるとこれはリミッターの外し方が足りないらしい。<br /> 千影に関してはかなり感情移入しており、幼いながらも武人として生き、自らを抑え込んで生きている千影に昔の自分を重ね、なんとか闘わずに救いたいと思うが、逆に美羽自身が自分を隠していることを指摘される。これにより、美羽は伊達眼鏡を外し髪をくくるのを止め、武人であろうとも自分を偽らず一般人として生きられることを千影に示そうとする。<br /> 初めて自分を守るといってくれた兼一に対しては、かなり早期からはっきりとした好意を抱いているが、指摘されると必死で誤魔化そうとする。ラグナレク壊滅以降は兼一の成長ぶりにしみじみと感動している場面が多いが、自分の保護下を離れることに一抹の寂しさも感じている模様である。<br /> 逆鬼と本郷の決闘後、拳魔邪神ジュナザードに誘拐され、記憶を奪われた上でプンチャック・シラットを教え込まれ新弟子インダー・ブルーとなる。<br /> 洗脳が解けてからは、ティダードにいた間の記憶を失っている。しかしジュナザードに施された修行によりその力が覚醒、ティダードの死闘を乗り越えた兼一をもはるかに上回る実力を手にした。ティダード以降はジュナザードの影響が強く出ており、掛け声や戦闘スタイルがジュナザードと酷似したものに変わった。